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三才
【さんざい】


旧国名:常陸

里川下流右岸の平地上に位置する。地名は康平5年源頼義の二子加茂義綱が下向のとき年が凶悪であるとして当地に3歳(年)留まったことにちなむと伝える(新編常陸)。慶長3年正月28日の石井新八郎充佐竹義宣知行充行状写に「一,三十石〈きりたし分〉三在之内」と見え(石井清左衛門文書/家蔵文書),同様に菊地信濃守に対しても当地の30石が充行われている(菊地新左衛門文書/家蔵文書)。
三才村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
三才(近代)】 明治22年~昭和29年の機初村の大字名。
三才町(近代)】 昭和29年~現在の常陸太田市の町名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7037365