高須賀
【たかすか】

旧国名:常陸

小貝川中流左岸の低地から，その東の筑波台地にかけて位置する。縄文時代の中台貝塚・中台遺跡，弥生時代の熊の山遺跡，熊の山古墳群，熊の山城跡・高須賀城跡がある。永興寺は天長２年天台宗の寺院として開かれ，大永６年再興されて曹洞宗になったと伝える。文禄４年７月16日の中務大輔当知行目録写に「一，七百廿九石五斗二升九合九夕　たかすか」と見える（佐竹義秀文書／家蔵文書）。
【高須賀村(近世)】　江戸期～明治22年の村名。
【高須賀(近代)】　明治22年～現在の大字名。

KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7038074