100辞書・辞典一括検索

JLogos

8

所貫丘陵
【ところぬききゅうりょう】


瓜連(うりづら)丘陵ともいう。鷲ノ子(とりのこ)山塊の南部をなし,那珂川と久慈川に挾まれた那珂台地との漸移地域をなす。北西から南東方向にのび,南端は那珂郡那珂町,北端は緒川村に及ぶ。南北14km前後,東西の幅は北部で12km前後,南部で3km前後。標高は北部で130~140m,南端は60~80mと南部に移行するに従って低くなり,那珂町立石―戸崎線はほぼ地形の変換線をなす。那珂台地は大きな川がないため,丘陵と台地の接点付近の浅い浸食谷を利用し,溜池が設けられている。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7038495