平内
【へいない】
旧国名:下総
鬼怒(きぬ)川と小貝川の間に広がる沖積低地に位置する。地名は,開墾地の枝郷の意である標内(ひようない)に由来するとの説がある(趣味の結城郡風土記ほか)。古くは石毛5か村の1つで,大房・収納谷・山口・東野原とともに五個ノ村とも称した。もとは石毛(郷)のうちで,その枝郷であったが,慶長年間から開発が進み,寛永7年の検地で独立村になったという(新石下村沿革誌・趣味の結城郡風土記・続趣味の結城郡風土記)。
【平内村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【平内(近代)】 明治22年~現在の大字名。
 | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7039566 |