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岩崎村
【いわざきむら】


旧国名:下野

(近世)江戸期~明治12年の村名。那須郡のうち。奈良川が南流して形成した段丘と丘陵上に位置する。地名の由来は,奈良川右岸に接する丘陵北部に巨大な岩石が露出していることによるという。黒羽藩領。黒羽藩領知高書上によれば,すでに天正18年の御朱印として「岩崎」が見え,「大ひら・よしのめ・水し内」とともに242石4升とある(県史近世4)。枝村に関上・井戸沢・西山・川端の諸村がある(創垂可継)。村高は,「慶安郷帳」187石余(田133石余・畑53石余),「元禄郷帳」120石余,「天保郷帳」326石余,「旧高旧領」では330石余。延享4年の検地では,村高253石余,反別は26町余(伊王野郷土誌)。「創垂可継」では,反別は田4町余・畑12町余,家数18。「改革組合村」では芦野村組合寄場に属し,天保年間の家数7。奥州街道芦野宿の定助郷村の1つ。川前にある地蔵堂には,宝暦4年銘の念仏供養塔がある。また十二所神社の境内には元文元年銘の石灯籠があり,社殿は寛政11年に再建された。明治4年宇都宮県を経て,同6年栃木県に所属。同12年東岩崎村と改称。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7040780