大佐飛山自然環境保全地域
【おおさびやましぜんかんきょうほぜんちいき】

黒磯市百村(もむら)にある県内唯一の国指定自然環境保全地域。昭和56年3月指定。面積5万4,500ha。範囲は帝釈(たいしやく)山地に属する大佐飛山(1,908m)の北東斜面一帯で,北斜面の男鹿岳(1,777m)との間の1,440m付近から那珂川の支流木の俣川が流れ出す。大佐飛山南西斜面は日光国立公園の域内で,ここの1,400m付近は蛇尾(さび)川の上流大佐飛川の水源となっている。この地域は豊かな自然景観と植生を示す。大佐飛山周辺は樹齢の高い森林帯に特色があり,標高1,600m前後を境として,上部はオオシラビソ・コメツガを主とする針葉広葉樹混合林帯,下部はブナを主とする落葉広葉樹林帯が中心となっている。大佐飛山西方稜線部の一部にはハイマツ群落も分布する。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7040957 |




