100辞書・辞典一括検索

JLogos

24

風見山田
【かざみやまだ】


旧国名:下野

松川と鬼怒(きぬ)川に挟まれた山地に位置し,山麓に沿って集落がかぎの手状に発達する。しかし,南部と東部は開け,水田地帯をなす。地名の由来は不詳であるが,寛文11年宇都宮藩主奥平大膳太夫の時,領内に山田という地名が3か所あったので,区別するため風見山田と名付けたという(旧県史)。麻理珠天山には山田城(砦)跡があり,宇都宮氏の被官の築城と思われる。江戸期にまとめられた「氏家宿古記録集」や「氏家記録伝」などによれば,当地は中世に「氏家二十四郷」の1つであったという。中世に当地は氏家郡内の郷村の1つで,氏家氏・宇都宮氏の支配下にあったと考えられる。「今宮祭祀録」によれば,今宮神社の祭礼に際して山田郷からは天正2年に戸祭大学助,天正19年に山田治部少輔遠行が頭役を勤仕したという(西導寺蔵)。
風見山田村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
風見山田(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7041208