沢
【さわ】
旧国名:下野
箒川右岸の塩那丘陵のふもとに位置する。地名は,沢地であることから名付けられたという(市町村誌)。八幡山古墳(円墳)がある。文治3年沢村満隆(那須与一の兄)の築城と伝えられる沢村城跡があり,その規模は南北の最大幅約250m・東西長400m以上と推定される(県の中世城館跡)。沢村城主主従の五輪の塔がある。
【沢村(中世)】 戦国期に見える地名。
【沢村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【沢(近代)】 明治22年~現在の大字名。
 | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7042006 |