角川日本地名大辞典 関東地方 栃木県 39 藤縄【ふじなわ】 旧国名:下野 藤輪とも書く。那珂川支流の逆川中流域の沖積地上に位置する。地名の由来は富士神社(富士権現)にある巨大な槻木に大きな藤が繁茂して大縄のようであったことによるという。この藤は明治35年風に折られ,同43年には槻木とともに倒れる。【藤縄郷(中世)】 鎌倉期~室町期に見える郷名。【藤縄村(近世)】 江戸期~明治8年の村名。 KADOKAWA「角川日本地名大辞典」JLogosID : 7043528