100辞書・辞典一括検索

JLogos

49

下丹生
【しもにう】


旧国名:上野

大桁(おおげた)山の東麓に位置する。北・南は丘陵地,南西に太郎坂山,北に細工谷津山。高田川支流の丹生川が中央を東流。上・下丹生一帯は「和名抄」甘楽(かんら)郡十三郷の1つ丹生郷に比定されている。丹生神社境内に「万葉集」巻14所載の「まかねふくにふのまそほのいろにいでていはなくのみそあがこふらくは」の歌碑がある。「上野名跡志」に「略解ニ云真金ハ銭ヲ云丹生ハ和名抄ニ上野国甘楽郡ニ丹生郷有是ニヤ古へ銭ヲフキシコトアリシ成ヘシ爾布ハ本赫土有故ニ所ノ名ト成シナラント云リ銭ヲ鋳シ伝ヘハ無レト赫土ハアルナリ」とある。字赤子に縄文時代・古墳時代の遺物包蔵地,字三貫畑に古墳時代の遺物包蔵地がある。室町期は新田岩松氏の所領で,応永32年12月26日の関東管領(上杉憲実)家奉行人奉書(正木文書/県史資料編5)では,上野守護代長尾憲明に「上野国丹生郷」を岩松満長に去渡すよう命じている。
下丹生村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
下丹生(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7045714