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高崎
【たかさき】


旧国名:上野

関東平野の北西部,利根川上・中流域に広がる沖積平野から榛名(はるな)山南東麓にかけて位置する。烏川と井野川に挟まれた台地上に中心部は存在する。東部に利根川,南部に鏑(かぶら)川,北西部に碓氷(うすい)川が流れる。西部には第三紀層からなる標高200mほどの丘陵があり,観音山と通称される。地名は,慶長3年旧和田宿の地に井伊直政が城を築き,城内西方の烏川の崖上にそびえる古松にちなんで松が崎と名付けようとしたが,竜広寺の開山白庵和尚の「松は栄枯あり」という提言を入れて高崎と命名したという。また一説には城地を定めるときに鷹を飛ばせて決めたからだともいう。なお,享徳年間頃と推定される年未詳12月6日の高民部少輔宛足利成氏感状(高文書/県史資料編7)に「去月廿五日敵荒高崎要害攻候之処」とある。これは当地のことか。また,天正10年5月,武田氏を滅ぼして上野にまで侵攻した織田の部将滝川一益は,上野で小田原北条勢と戦って敗北,信濃佐久郡へと退いたが,この時の模様を伝える乙骨太郎左衛門覚書に「五月廿五日ニ,関東衆ニは,はちかたのあわの守・川越之大だうじ・高崎之城主小幡」と見える(信濃史料15)。
高崎(近世)】 江戸期の城下町名。
高崎町(近代)】 明治22~33年の西群馬郡の自治体名。
高崎市(近代)】 明治33年~現在の自治体名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7046014