伊草
【いぐさ】
旧国名:武蔵
井草とも書く。県中央部,越辺(おつぺ)川左岸に発達した自然堤防とその後背地に位置する。地名は藺草(いぐさ)が多く自生していたことに由来するか。当地には,鎌倉後期~戦国期(年号が確認できるものは弘安4年~大永7年)の板碑が144基現存している(武蔵国板碑集録2)。
【伊草宿(中世)】 戦国期に見える宿名。
【伊草宿(近世)】 江戸期~明治22年の宿名。
【伊草村(近代)】 明治22年~昭和29年の自治体名。
【伊草(近代)】 明治22年~現在の大字名。
 | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7047703 |