板井
【いたい】

旧国名:武蔵
県北部に位置し,北部は山林の多い江南台地,南部はやや低湿で和田川が流れる。地名の由来は,かつて板で囲った井戸があったことによるという(地名誌)。中世以来,本山派修験聖護院末で年行事職をつとめた板井山薬王院長命寺は平安末期の草創と伝え,天文23年~慶長14年の聖護院門跡御教書などの古文書11通を現蔵(篠場文書)。天文23年2月23日の京都聖護院門跡御教書に「武州篠場長命寺」と見え,中世は当地一帯を篠場(しのば)といっていたことがわかり,「新編武蔵」によれば当地を中世には篠場の原と称したという。→篠場
【板井村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【板井(近代)】 明治22年~現在の大字名。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7047772 |




