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富山村
【とやまむら】


(近代)明治22年~昭和29年の市原郡の自治体名。養老川の支流古敷谷川流域に位置する。古敷谷・小谷田・吉沢・新井の4か村と本郷村飛地・養老村飛地が合併して成立。旧村名を継承した4大字を編成。役場を古敷谷に設置。村名は山林に富んだ地域の意で付けた(市原のあゆみ)。明治24年の戸数324・人口1,760,厩131,船5。大正2年の戸数364・人口2,007(町村合併誌)。明治32年古敷谷・吉沢の2尋常小学校が合併して富山尋常高等小学校となる(市原郡誌)。昭和22年富山中学校開校。山林の反別は431町歩余で村面積の半分を占める。昭和29年加茂村の一部となる。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7055930