高円寺
【こうえんじ】

旧国名:武蔵
青梅(おうめ)街道に沿う。古くは小沢村といった。伊奈忠次が代官の明和年中まで小沢村と書いた記録があったという。ところが将軍家光がしばしば高円寺を訪れ,境内に植えられた宇治の茶を愛し茶室が設けられたりして,「高円寺に御遊」が村人の口癖になり,いつしか小沢村という古名が失われて高円寺村となったという(新編武蔵)。その後は鳥見役人の出張所となった。小沢は小名として残る。また青梅街道の中ほどに大ケヤキがあり,化政期には株のみが残ったのでこの辺りを株榎といったという。曹洞宗宿鳳山高円寺の開山の建室宗正は弘治3年8月26日没。また新義真言宗長仙寺の開基は村民の武兵衛の先祖という(新編武蔵)。
【高円寺村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【高円寺(近代)】 明治22年~昭和7年の大字名。
【高円寺(近代)】 昭和7~43年の町名。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7060415 |




