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能ケ谷
【のうがや】


旧国名:武蔵

能谷・直ケ谷とも書く。由来は,荒野を開墾し平坦に直したので直ケ谷と称すといい,小田原北条氏直治下になって能ケ谷に改めたと伝える(明治22年能ケ谷村誌)。地内日蓮宗妙法山蓮清寺の開山日荷は文明10年入寂,同能谷山妙行寺は永和年間の創建を各々伝え,妙行寺は僧日静筆の一字一石の妙法蓮華経の礫石6万9,000余を蔵す。
直ケ谷(中世)】 戦国期に見える地名。
能ケ谷村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
能ケ谷(近代)】 明治22年~昭和33年の鶴川村の大字名。
能ケ谷町(近代)】 昭和33年~現在の町田市の町名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7063321