白根
【しらね】

旧国名:武蔵

多摩丘陵の東縁部，中堀川流域に位置する。地形は起伏に富む。台地上に，縄文・弥生土器および土師器の分布がみられ，原始・古代以来人が居住していたことが知られる。特に，現白根町では，縄文初期の竪穴住居跡および７世紀後半の円墳（王塚古墳）が発見されている。下白根の不動堂（白根不動）は，その縁起で，源義家・源頼朝・新田義貞らとの関連が伝えられている。
【白根村(近世)】　江戸期の村名。
【白根町(近代)】　昭和16年～現在の町名。

KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7067406