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三浦市
【みうらし】


(近代)昭和30年~現在の自治体名。三浦半島南端の宮田台地・三崎台地上に位置し,相模湾・東京湾に臨む。南下浦町・三崎町・初声(はつせ)村が合併して成立。南下浦町上宮田・南下浦町菊名・南下浦町金田・南下浦町松輪・南下浦町毘沙門・三崎町花暮・三崎町日ノ出・三崎町通り矢・三崎町入船・三崎町仲崎・三崎町海南・三崎町西野・三崎町宮城・三崎町西浜・三崎町諸磯・三崎町小網代・三崎町六合・三崎町城ケ島・初声町三戸・初声町下宮田・初声町高円坊・初声町和田・初声町入江の23大字を編成。三崎町六合(現城山町)に市役所を設置。その後住居表示などが行われ現在17町14大字を数える。昭和35年城ケ島大橋が完成。同41年京浜急行久里浜線が三浦海岸駅,同50年には三崎口駅まで延長されたことで通勤圏も広がり,特に三浦海岸駅周辺の開発はより促進された。昭和40年代から農業改良事業が行われ,三浦ダイコン・三浦スイカ・キャベツ・レタス・ミカンなどの生産地として,現在では全国的にも知られるようになった。一方の当地のシンボル的産業である漁業は,昭和43年に市営魚市場の竣工に伴い超低温冷蔵庫が付設されて水揚げも200億を突破し,県下最大の遠洋漁業の基地となっている。かつて北原白秋は三崎に住し,童謡「よい子の街」の作曲者小村三千三が当地の出身でもあることなどから,市は「よい子の町三浦」を標榜している。また市章に象徴される水産業と農業のほかに,観光地城ケ島・油壺・三浦海岸などを有していることから,観光都市としての事業にも力を注いでいる。昭和35年の世界農林業センサスによれば,総土地面積3,059町うち総林野面積805町,農家1,726戸・林家789戸。同年の漁業センサスによれば海面漁業経営体数は740。世帯数・人口は,同年8,498・3万9,811,同45年1万1,098・4万5,532,同55年1万3,441・4万8,685。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
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