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大石
【おおいし】


旧国名:佐渡

「おいし」ともいう。佐渡ケ島の南部海岸と背後の台地上。昔,粛慎(みしはせ)人を葬った粛慎隈から掘り出された大石が地名の由来と伝える。このため「日本書紀」欽明天皇5年条に佐渡に来た粛慎人の記事の地を当地とする説もあり,粛慎隈は古墳と考えられる。大石は,地内に光明真言塔となって現存。また江戸期末の絵図に見えるエゾ塚(江戸塚)は真野町大須の古墳群と同一時期の古墳とされる。東端の海岸に縄文時代の甚兵衛遺跡,西部岡田の羽茂平野水田には条里の基点の1つとされる松塚がある。同所の台地上には土豪村川氏の居城という室町期の岡田城址が残る。字田屋には,人魚の肉を食べたという八百比丘尼の伝説にまつわる比丘尼屋敷という地名が残る。
大石村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
大石(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7070967