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女堂
【おんなどう】


旧国名:越後

五頭山系北部の虚空蔵山西麓,折居川流域。天平17年行基が来錫して二石岳に虚空蔵菩薩を安置したことから,はじめ虚空蔵町と称したと伝える(女堂村誌)。のち二石岳(虚空蔵山)に隣接する折居の鉢盛に上杉家世流千坂氏が拠り,女堂館を建てたといい,天正初年城主狩猟の際に発見した如意輪観音を祀ったところ,勝屋村炊出(かしぎで)の土豪の息女が尼となり堂脇に庵室を結んだので,近辺の小名を女堂と称したと伝える。地名の由来は,この女堂館にちなむとも(県市町村合併誌),女堂の小名によるともいう(女堂村誌)。なお,女堂については,真言宗五頭山海満寺があった頃,女人禁制のため,ここに参籠した女人堂があったことによるとの説もある(県内地名新考)。
女堂村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
女堂(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7071551