儀明川
【ぎみょうがわ】

向橋(むかばし)川ともいう。上越市の旧金谷村儀明を源とし，関川に注ぐ１級河川。流長約８km。現在上越市高田の本町と仲町の間を北流し，新町地内で青田川に合流して関川に入る。慶長19年高田城築城時は，仲町２丁目から本町通りを横切り，大町２丁目で現在の青田川の水路を通って北流し，荒川（現在関川）に注ぐ流路であった。「正保国絵図」によれば向橋川とあり，向橋集落はあるが儀明の集落はない。現在は儀明を水源とするので儀明川という。

KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7072570