十日町
【とおかまち】

旧国名:越後

信濃川右岸。地名の由来は，毎月10日の三斎市によるとも，毎月10日間ずつ市が立ったことによるともいう。地内円融寺は，貞元年間国司が伽藍を建立，円融天皇の勅許を被り円融寺と号したという。また白山神社は，上杉家代々の崇敬厚く，天文年間白倉城主高津家に命じて社殿を修理させ，田畑８町５反を寄進したという。
【十日町村(近世)】　江戸期～明治22年の村名。
【十日町村(近代)】　明治22年～昭和29年の古志郡の自治体名。
【十日町(近代)】　明治22年～昭和29年の十日町村の大字名。
【十日町(近代)】　昭和29年～現在の長岡市の町名。

KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7075827