四町目浜町
【よんちょうめはままち】

旧国名:佐渡
(近世~近代)江戸期~現在の町名。江戸期は相川の1町。四丁目浜町とも書く。相川之図(佐渡志)では町並みは南北に続き,南は橋を経て下戸町につながり,東は四町目,西は市町,北は三町目浜町に接する。元禄7年検地帳では屋敷2反余,屋敷数は東側13。相川町々書上によれば,もと馬場で武士の稽古所であったが,貞享年間頃に町屋敷となったといい,町屋敷2反余,地内に市町へ至る小路が2筋ある。なお,一説によれば寛永年間頃当地に御米蔵(30間×15間)が2棟建ったが,寛文年間廃止され,貞享・元禄年間頃に町屋敷になったという。また,御米蔵は下戸町に移転したともいう。明治6年の人口176。同22年相川町に所属。昭和48年の人口64。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7079344 |




