内山
【うちやま】
旧国名:越中
黒部峡谷の入口,黒部川西岸の段丘上に位置する。康治元年散位宮道季所領「新川郡内刀万」等の諸村が山城感神院松室房に寄進されている。貞和4年10月の吉見氏頼判物には「内山城」とみえ,氏頼ら北党に追われた井上俊清らがたてこもったという。また長享2年堯恵法師の「吾妻紀行」には内山の桃花を賞でた一文がある(宇奈月町史)。
【内山村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【内山村(近代)】 明治22年~昭和29年の下新川郡の村名。
 | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7080154 |