100辞書・辞典一括検索

JLogos

35

布目沢
【ぬのめさわ】


旧国名:越中

北流する和田川を東に,東南に六カ村用水,西は郷田川を隣村との境とする平坦地,通称「さわのむら」と呼ぶ。小清水(こしみず)の多い土地柄から生じた沢村(さわむら),布目布を産出した布目村を合わせて布目沢と称したと伝承されている。村名の初見は,戦国期佐々成政が家臣の槻尾甚助に1万俵の地を与えた天正11年8月21日の「知行高目録之事」に「700俵之所,中郡布目沢村」とある(川越家文書/大日料11-4)。近年集落西北部から弥生~古墳期の考古遺物が出土している。土地改良事業施工中の昭和39年3月23日,西南の畑田地内から銭甕(ぜにがめ)に納められた「開元通宝」をはじめ中国銭82種類,約2万6,000枚,93kg,「寛永通宝」13枚を含む古銭が出土(布目沢出土銭誌)。
布目沢村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
布目沢(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7083536