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森寺
【もりでら】


旧国名:越中

阿尾(あお)川の中流北岸に位置し,阿畔に小平野があり,北方は広い丘陵山地。集落は川原出・高出・向出の3垣内(かいと)に散在。中世,当村に湯山城と海老背(えびせ)城とがあった。湯山城は北方の山中にある大城砦で,能越国境の要衝たる荒山峠の登り口を扼し,能登国守護畠山氏が越中進出の拠点としたものと考えられる。守将はしばしば交替した。天文年間には長沢筑前が居城したという。「北越軍談」(県史中)には,上杉謙信が天正5年閏7月,土肥伊予守・菊池伊豆守・有坂備中守らをして湯山統甚の守る湯山城を攻略させ,河田主膳正を入れ置くと記されている。海老背城は月夜城・善慶の城とも称し,西南方の余川(よかわ)との境界山山頂にある。築城年代や城主は不詳。
森寺村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
森寺(近代)】 明治22年~現在の大字名。




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「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7084908