藪田
【やぶた】
旧国名:越中
氷見(ひみ)海岸に接し,西方の丘陵山地が海に迫り,平地は狭く,水田は乏しい。集落は奥谷内・中谷内・石田・中央・下浜・鯵ケ崎(あじがさき)・阿字野(あじの)・八幡・川原・栗原・見田窪の11垣内(かいと)に分かれている。八幡海岸の断崖には横穴古墳が数個発見され,海浜の水田下から古代の製塩土器が発見された。中世の古石仏や板碑が数個残る。
【藪田村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【藪田村(近代)】 明治22年~昭和29年の村名。
【薮田(近代)】 明治22年~現在の大字名。
 | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7084996 |