湯野神子野
【ゆのみこの】

旧国名:越中

上市(かみいち)川上流南側の台地に位置する。東は眼目新(さつかしん)，西は湯崎野，ほぼ南は堤谷，北は北島に接する。村名の由来は，湯神子の草刈場であったことによる。「郷村仮名付帳」では堤谷の枝郷となっている（白萩小史）。今からおよそ300年前，眼目の与右衛門が先ず開拓に従い，宮を作ったといわれる。
【湯神子野村(近世)】　江戸期～明治22年の村名。
【湯神子野(近代)】　明治22年～現在の大字名。

KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7085064