今江
【いまえ】

旧国名:加賀
木場(きば)潟の北西部に位置する。北陸道に沿って開けた集落。「天文日記」天文10年7月22日条に「今江慶心」が前勝光寺下として本願寺に上番した記事が見える。この慶心は,天文8年4月22日に前本折円宗下「慶心」,同12年10月12日および同15年1月25日に超勝寺下「今江慶心」,同17年4月7日に打越衆「今江慶心」として上番している。慶長17年の蓮如上人絵像裏書に,加州能美(のみ)郡粟津保内今河村とあるのが当村に比定される。
【今江村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【今江村(近代)】 明治22~40年の能美郡の自治体名。
【今江(近代)】 明治40年~昭和15年の御幸村の大字名。
【今江町(近代)】 昭和15年~現在の小松市の町名。
【今江町(近代)】 昭和53年~現在の小松市の町名。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7085676 |




