角川日本地名大辞典 中部地方 石川県 33 戸板【といた】 旧国名:加賀 中世以前は,豊田と書き,「といた」と読んだ。犀川(さいがわ)下流域に位置する。加賀斎藤氏の林系の庶流に,「豊田五郎光成」を祖とする在地領主一族が見える(尊卑分脈)。この豊田氏の名字地として,平安末期にすでに豊田の地名が成立していた。【豊田荘(中世)】 鎌倉期から見える荘園名。【戸板村(近代)】 明治22年~昭和18年の石川郡の自治体名。 KADOKAWA「角川日本地名大辞典」JLogosID : 7088462