日詰川
【ひづめがわ】

木原(きわら)岳の麓，穴水町木原の集落に源を発し，以後，細野―波志借(はじかし)―梶―中居を経て七尾湾北湾に注ぐ。波志借で，藤巻―柿原―滝又を南流してきた滝又川と合流。波志借から河口までが２級河川，流長1.58km。細野から南下した地点で，ほぼ県道漆原下出線と並行する。両岸はアテ（アスナロ）・スギの植林が行われ，自然林からはシイタケ用の原木が切り出されている。上流にはアユ・ヤマメも生息し，河口部では３～５月初旬のシーズンに四手網によるイサザ漁でにぎわう。

KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7089310