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松波川
【まつなみがわ】


古くは多木尾川ともいった(珠洲郡誌)。珠洲(すず)郡内浦町北部を東流する。2級河川。流長約5km・流域面積16.9km(^2)。内浦町北西端の駒渡(こまわたり)地内に源を発し,県道神和住松波線に沿って東流し,支流の滝ノ坊川を合流,滝ノ坊・上(かみ)を経て松波で富山湾に注ぐ。古くから流域一帯の農業用水として利用。「珠洲郡誌」に「その潤おすところの田畑は河流の通過する四字にて約120余町歩なり」とある。滝ノ坊地内には,灌漑用水を目的とする通称滝ノ坊ダムの建設を予定,完成は昭和57年の予定。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
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