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荒土村
【あらどむら】


(近代)明治22年~昭和29年の大野郡の自治体名。大日山南麓,九頭竜川中流右岸の平坦部に位置する。北新在家・布市・清水島・田名部・新保・松ケ崎・松田・妙金島・別所・細野・伊波・北宮地・細野口・堀名中清水の14か村が合併して成立。旧村名を継承した14大字を編成。役場ははじめ戸長の家を用いたが,明治26年松田の民家を購入改築してそれにあてた。明治中期の作付反別・収穫高は米313町余・7,231石余,麦7,002町余・1,237石,ほかに葉煙草の作付反別40町余,養蚕戸数659・収繭328石,畜産は馬186頭,養鶏戸数35・238羽,木炭2万8,000貫,羽二重9戸,石灰4万7,000俵などであった(大野郡誌)。明治24年細野口小学校と細野小学校を合併して細野尋常小学校,鶴生小学校・壇城小学校を廃して荒土尋常小学校を設立した。同31年田名部・布市・清水島・新在家が独力で清水島尋常小学校を設立したが,同43年細野尋常小学校とともに荒土尋常小学校に統合された。戦死者数は,日清戦争2・日露戦争11・15年戦争107(大野郡誌)。昭和29年勝山市の一部となり,当村の14大字は荒土町を冠称して同市の大字に継承。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7090782