大島
【おおしま】

旧国名:若狭
小浜湾に張り出した大島半島に位置する。古代「和名抄」遠敷(おにゆう)郡志麻郷の郷域内にあり,天平19年の大安寺伽藍縁起并流記資財帳に見える「若狭国乎入郡島山百町,四至四面海」の島が当地のことと考えられる。当地には古代信仰の原形とされるニソの杜と呼ばれる森が30か所余ある。このニソとは御祖で,同族の縁者によって結ばれた講の人々の遠神を祀った小祠の前で毎年旧暦11月22日の夜供物を供えて祭りを行う。地内宮留には神田古墳群として15基,脇今安にはヒガンジョ古墳群として16基の古墳があり,考古遺跡として縄文前期の寺内川遺跡のほか宮留遺跡・浜禰遺跡・吉見浜遺跡などの製塩遺跡がある。
【大島荘(中世)】 室町期に見える荘園名。
【大島村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【大島村(近代)】 明治22年~昭和30年の大飯郡の自治体名。
【大島(近代)】 昭和30年~現在の大飯町の大字名。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7091365 |




