加茂
【かも】
旧国名:若狭
高屋川流域に位置し,西に野木山がそびえる。集落は由里谷・高森・高屋・小北・大戸などに分かれる。地名の由来は,寛治4年に京都賀茂別雷社領となったことによる。地内には弥生中期から鎌倉期の加茂遺跡があり,古墳は広谷・長泉寺裏山に6基,小北に7基,高森に30基,神良・由里谷に20基分布する。
【賀茂荘(中世)】 鎌倉期~戦国期に見える荘園名。
【加茂村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【加茂(近代)】 明治22年~現在の大字名。
 | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7091990 |