無悪
【さかなし】

旧国名:若狭
鳥羽谷の中央を流れる北川の支流鳥羽川の左岸に位置する。一の坪・二の坪など条里制の名残と思われる地名が存在し,町文化財の条里起点石と伝えるものが残る(若狭かみなかの文化財)。字蓮池にある安楽寺(山号無悪)は,小野篁の創建と伝えるが,本尊の木造聖観音菩薩立像は大正10年国宝に,昭和26年国重文に指定。なお,同境内には町文化財の小野篁の墓と伝える墓もある。このほか,天満神社の摂社二十八社の本地仏である木造観世音菩薩立像・木造地蔵菩薩立像・木造十一面観世音菩薩立像をはじめ数多くの町文化財がある(遠敷郡誌・上中町郷土史)。
【さかなし(中世)】 戦国期に見える地名。
【無悪村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【無悪(近代)】 明治22年~現在の大字名。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7092665 |




