水晶浜
【すいしょうはま】

三方郡美浜町の東部，菅浜と竹波の間の砂浜海岸で，海水浴場として知られる。敦賀半島西岸は道らしい道もなかったが，関西電力美浜原子力発電所の立地で自動車道が整備され，昭和46年頃から新興の海水浴場となった。地名は青い海と白い砂浜のイメージから考案された。花崗岩の風化した白砂は点在する奇岩と相まって風光明媚である。地元の人々は竹波一帯を白浜，菅浜寄りの海岸をダイヤ浜とも呼んでいる。夏のにぎわいは老舗の高浜・和田（大飯(おおい)郡高浜町）に劣らない。

KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7093316