小沼
【おぬま】
旧国名:甲斐
古くは小坂といい(国志),また尾沼とも書いた(寛永村高帳)。桂川上流左岸に位置し,西は柄杓流川を限る溶岩台地上にある。地名の由来は,往古沼地を埋めて民戸を移したことにちなんで小坂から小沼と改めたという(国志)。近年は景勝地三ツ峠山を訪れる登山客でにぎわう。
【小野ま(中世)】 戦国期に見える地名。
【小沼村(近世)】 江戸期~明治8年の村名。
【小沼(近代)】 明治後期・大正期~現在の大字名。
 | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7096385 |