上谷
【かみや】

旧国名:甲斐

桂川中流右岸の山あいの平坦地に位置する。地名の由来は谷村を上・下２か村に分けたことにより，下谷に対する。山ノ神遺跡からは縄文早・中期の土器，三ノ側遺跡からは奈良・平安期の住居址が発見された。ほかに縄文時代の八ツ沢遺跡・大堰遺跡がある。
【上谷村(近世)】　江戸期～明治８年の村名。
【上谷(近代)】　明治後期・大正期～現在の大字名。
【上谷(近代)】　昭和51年～現在の都留市の町名。

KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7096620