川島村
【かわしまむら】

(近代)明治22年~昭和31年の上伊那郡の自治体名。天竜川の支流横川川流域で,横川谷とその入口に位置する。横川・上島の2か村が合併して成立。旧村名を継承した2大字を編成。役場を横川に設置。村名は合併両村の合成地名。明治34年の戸数364,人口は男1,037・女1,007,学校2・水車場32。明治22年小野小学校横川支校は川島尋常小学校,小野小学校上島派出所は川島小学校上島分校と改称。山に関連した産業が発達し,明治26年から御料林の薪材が製糸工場の燃料として岡谷に運ばれ,同地の製糸業発達に大きな役割を果たした(平野村誌)。また横川山では明治43年からマンガン鉱の採掘が始まり,昭和27年には年産約3万5,000tにも達したが,昭和30年代から安価な輸入品に押され,同58年閉山。昭和25年の林業・狩猟就業者191,鉱業就業者127,総世帯564のうち127世帯が林業・狩猟・鉱業に従事した(川島村勢要覧)。同30年国鉄中央本線信濃川島駅開設。世帯数・人口は,大正9年539・2,820,昭和10年512・2,524,同25年575・2,881。同31年辰野町の一部となり,2大字は同町の大字に継承。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7100247 |




