倉科
【くらしな】
旧国名:信濃
沢山川支流三滝川流域の扇状地に位置する。地名の由来は,谷を意味する「くら」,階段状の土地を意味する「しな」によると伝えるほか諸説がある。東部山麓には円墳群,鷲尾山の尾根に全長73m前方後円墳の倉科将軍塚がある。石杭には万葉歌碑がたつ。
【倉科郷(古代)】 平安期に見える郷名。
【倉科荘(中世)】 鎌倉期~室町期に見える荘園名。
【倉科村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【倉科村(近代)】 明治22年~昭和31年の埴科郡の自治体名。
【倉科(近代)】 昭和31年~現在の大字名。
 | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7100538 |