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高木
【たかき】


旧国名:信濃

諏訪湖北の東岸段丘地に位置し,北は急斜面て霧ケ峰に至る。地名の由来は,湖岸近くにある尾掛松という巨木を崇敬したことによるという。伝説に諏訪明神は竜神であり,神無月に全国の神々が出雲に集合した際,竜の頭しか現れないため,他の神が「諏訪明神尾は何処に在りや」と問い,「尾は高木」と答えたという。尾は隣村の大和村のこと,高木は尾掛松のことで,それ以来高木の名が有名になったという。蒙古襲来の際,諏訪明神はこの尾掛松から進発し,博多湾に充満した蒙古軍を神風によって海の藻屑とした(諏方大明神画詞)との伝説もある。また縄文時代の住居跡が散見され,諏訪湖で漁業に用いた投網の土埵などが出土。
高木郷(中世)】 戦国期に見える郷名。
高木村(近世)】 江戸期~明治7年の村名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7101664