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望月
【もちづき】


旧国名:信濃

蓼科(たてしな)山の北麓,鹿曲(かくま)川中流域に位置する。南は同川に八丁地川が合流する扇状地。地名の由来は,貞観7年望月牧の駒を8月15日満月(望の月)の日に武徳殿において天皇が叡覧すると定められた事に由来する(旧北佐久郡志)。北方の岩清水遺跡では縄文早期の住居跡や,平安期の住居跡が発見された。
【望月牧(古代~中世)】 平安期~戦国期に見える牧名。
望月(中世)】 鎌倉期から見える地名。
望月村(近世)】 江戸期~明治8年の村名。
望月町(近代)】 明治8~22年の町名。
望月町(近代)】 昭和34年~現在の北佐久郡の自治体名。
望月(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7103720