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岩村
【いわむら】


旧国名:美濃

阿木(あぎ)川支流岩村(いわむら)川の流域に開け,木曽山脈の南端の高原性の盆地に位置し,岩村城800年の歴史を持つ。岩村城創築について山上家の伝えによると,鎌倉初期加藤(遠山)景朝が,同家裏山の霊夢石に座して城の場所を定めたという。霊夢石のほかにも屏風岩・烏帽子岩などが近在し,この岩群(いわむら)が地名の由来という(岩村町史)。
岩村郷(中世)】 戦国期に見える郷村名。
岩村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
岩村町(近代)】 明治22年~現在の恵那郡の自治体名。
岩村(近代)】 昭和29年~現在の岩村町の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7104638