奥長良川県立自然公園
【おくながらがわけんりつしぜんこうえん】

奥長良川の山岳地域・高原・渓谷などを対象に昭和44年4月指定された県立公園。面積3万117ha。関係市町村は関市・美濃市,洞戸(ほらど)村・武芸川(むげがわ)町・武儀(むぎ)町(以上武儀郡),美並(みなみ)村・八幡(はちまん)町・大和村・白鳥(しろとり)町・高鷲(たかす)村・明宝(めいほう)村・和良(わら)村(以上郡上(ぐじよう)郡)の2市4町6村にわたる。長良川は阿弥陀ケ滝をはじめ多くの滝,渓谷をつくって流下し,また伝統的な小瀬の鵜飼を今に伝え,アユ・アマゴの放流が盛んである。冬季の白鳥町・高鷲村・明宝村のスキー,夏は大日岳・蛭ケ野(ひるがの)高原への登山など,四季を通じ中京地区などからの観光客が多い。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7105067 |