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白鳥
【しろとり】


旧国名:美濃

城取とも書く(慶長郷牒)。長良(ながら)川と牛道(うしみち)川合流点周辺に位置し,奥美濃の中心地である。地名の由来は,往古泰澄大師を案内してきたハクチョウが羽根を休め,周辺を回りつつ飛び去ったのにちなみ里人はハクチョウの飛んだ範囲を白鳥(しろとり)と名づけたと伝える(白鳥社由緒)。標高720mの烏帽子(えぼし)山城跡は東頼数の居城であった。
白鳥(中世)】 室町期から見える地名。
白鳥村(近世)】 江戸期~明治30年の村名。
白鳥町(近代)】 昭和3年~現在の郡上郡の自治体名。
白鳥(近代)】 明治30年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7106616