萩原
【はぎわら】

旧国名:飛騨

益田(ました)川左岸流域に位置する。東は段丘上の桜洞および上村に接し，西は益田川に面し低地帯に町並みをつくる。この町並みの中央を南北に旧来の益田街道が通り近世初頭より宿場として栄えた。地名の由来は往古萩の原を切り開いて田畑や村里を作ったことによるという（後風土記）。
【萩原郷(中世)】　鎌倉期から見える郷名。
【萩原町村(近世)】　江戸期～明治８年の村名。
【萩原町(近代)】　明治30年～現在の益田郡の自治体名。
【萩原(近代)】　明治８年～現在の大字名。

KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7107962