角川日本地名大辞典 中部地方 岐阜県 29 藤掛【ふじかけ】 旧国名:尾張,美濃 藤懸とも書く。濃尾平野の北部,木曽川下流の西岸に位置する。木曽川河底より奈良期から中世の土器が出土。天正14年6月の大洪水による木曽川の河道移動は特に著しく,当地も尾張国からのち美濃国のうちとなる。【藤懸荘(中世)】 鎌倉期から見える荘園名。【藤掛村(近世)】 江戸期~明治8年の村名。 KADOKAWA「角川日本地名大辞典」JLogosID : 7108407