山田
【やまだ】
旧国名:美濃
瑞浪(みずなみ)盆地の南部,土岐(とき)川支流万尺川沿いの三国山山塊からの緩い北向き傾斜地に位置する。古くは「和名抄」の土岐郡土岐郷のうち,中世では津田荘の一部とされる(瑞浪市史)。大永6年創建の鎮守神明神社の棟札に山田,「濃州小里記」弘治3年の項に山田村,天正12年の小里氏への家康感状(小里家譜)に山田の砦と見える。
【山田村(近世)】 江戸期~明治30年の村名。
【山田(近代)】 明治30年~昭和29年の大字名。
【山田町(近代)】 昭和29年~現在の瑞浪市の町名。
 | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7109187 |