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雲岩寺村
【うんがんじむら】


旧国名:遠江

(近世)江戸期~明治8年の村名。古くは別所村ともいった。遠江(とおとうみ)国豊田郡のうち。天竜川下流右岸に位置する。地名は寺号に由来するという。慶長6年浜松藩領,同14年幕府領を経て,寛永8年からは旗本花岡(花平)近藤氏領。村高は,「元禄高帳」109石余,「天保郷帳」125石余,「旧高旧領」120石余(うち竜泉寺領28石余)。六所神社の棟札では,元和9年には別所村と見える。また雲岩寺記では,寛文11年には雲岩寺村と見える。以上のことから寛文11年までには雲岩寺村と改称したと思われる。慶長16年本田検地が行われた(雲岩寺村文書)。神社は六所明神社。寺院は曹洞宗竜泉寺。同寺は旧名を雲岩寺といい,遠江・三河(現愛知県)に曹洞宗寺院19寺を興すという。慶長19年徳川家康から紫印章を贈られ,雲岩寺を竜泉寺と改めた。明治元年駿府藩領(同2年静岡藩と改称),同4年静岡県を経て同年11月浜松県に所属。明治8年岩水村・安泰寺村と合併して根堅村となる。現在浜北市大字根堅の通称地名として残る。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7110110